聖剣の刀鍛冶 第4話「誓約」

魔剣のアリアがセシリーの友人となり、戦友となったストーリーでした。

市場での競売会で魔剣アリアを出品して黒衣の男を誘き寄せる役目を担ったセシリーは口止めをされていたが、罪悪感から正直にアリアに打ち明け、ルークにもそれとなく相談をするとルークから返って来た言葉は「命に代えて守り抜く」。その心で望んだ競売会に黒衣の男に操られて悪魔になった騎士がセシリーから剣に変身したアリアを奪う。

状況を予想してのハンニバルが敷いた布陣だが悪魔の力は凌駕していようです。
セシリーは駆けつけたルークに力を貸してくれと頼むがルークは「お前の無力を俺に押し付けるな」と拒絶。すると自分の不甲斐ない過去を振返るセシリーは膝をついて頭を下げ、自分の全てをルークに捧げるからと懇願。凄い事を言ってましたな。「一生奴隷にしてくれても良いし、身体が欲しければ、思いのままに」ってな感じで。
その上、リサにまでも頼まれたとあってはルークは断われませんね。

ルークとリサの急ごしらえの刀で悪魔を斬れるのは三太刀までと読むルークは最期のトドメはセシリーがさすんだと条件を呑み鍛錬を開始する。

刀を振りながら勇躍するルークは、かっこええのう。
三太刀でアリアを握っている腕を切り落とすとセシリーはアリアを使い
うおおおおおっ　いくぞーアリア
掛け声の後にセシリーは立派な志を宣言。その宣言に応えるかのように剣は悪魔を突き刺し。終わったな。黒衣の男を取り逃がして39人の犠牲者を出したのは大誤算ですね。

セシリーの自分への護衛の任務は終わったと思っているアリアは次の自分の持ち主は誰になるのかと不安。そんなアリアにセシリーは助け舟。
セシリーに「私の戦友になれ」と云われたアリアは膝をついて涙を流しながら「仰せのままに剣の輝きに誓って約束します　剣に二言はないよ」

セシリーは大きな志に行動がちょっと近づいて成長したかな。でもアリアの方が大勢の人間と黒衣の男に人間の姿を見られているから、これからが二人にとっては険しい道になりそう。

聖剣の刀鍛冶 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
メディアファクトリー
著/山田孝太郎・原作/三浦勇雄・キャラクター原案/屡那


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